【資格だけじゃない!現場で磨かれるスキルって?】チームワークが育てる「察する力」

介護の現場で大切なのは、知識や技術だけではありません。資格では測れない「察する力」は、日々のケアの中で培われる、非常に大切な現場力です。


たとえば、食事介助のとき。利用者さんがスプーンを持ちたがっているか、今日はいつもより食が進まない理由は何か――そんな小さなサインに気づけるかどうかで、ケアの質は大きく変わります。


こうした力は、一緒に働くチームの中で磨かれていくことが多いです。先輩からの何気ない一言や、他職種との連携の場面など、実践の中で気づきが生まれるのです。


とはいえ、現場によってはそうした学びの共有がしにくいこともあります。そんなときは、他の介護職とつながる機会があると心強いものです。「かいご姉妹サロン」では、今後そうした日々の気づきを分かち合える場になることを目指しています。


ひとりの気づきが、誰かの学びにつながる――そんなやりとりが生まれる場づくりを、これから少しずつ育てていけたらと思います。