【資格だけじゃない!現場で磨かれるスキルって?】柔軟な対応力、それが“現場力”

介護の現場では、予期せぬことが日常茶飯事です。時間通りに進まない、突然の体調変化、ご利用者の気分の揺れ……。こうした場面で問われるのは、資格よりも「その場に応じた判断と行動」ができる柔軟な対応力です。


たとえば、レクリエーションの時間に予定していた活動がうまくいかなかった時、臨機応変に内容を変えたり、ご利用者一人ひとりに寄り添う声かけができたりするかどうか。この“現場力”こそ、経験の中でじっくりと磨かれていくものです。


また、他のスタッフの対応の仕方を見ることも、大きなヒントになります。異なる現場での工夫を知ることで、自分の引き出しが増え、判断の幅が広がっていきます。


そうした知見を得る場として、「かいご姉妹サロン」での交流をこれからより充実させていく予定です。日々のちょっとした困りごとを共有できる環境づくりに努めています。


変化に柔らかく応じ、利用者さんの安心を守る力。それは、目に見えないけれど、確かに評価される“現場のプロの力”です。