夜勤明けに感じる「あるある」は、介護の現場で働く多くの方が共感できるものかもしれません。眠気に負けずに帰宅すること、昼夜逆転に悩まされること、そして予定していた仮眠がなぜか取れない日…。こうした日々を乗り越えていくには、自分なりの「整え方」がカギになります。
たとえば、朝日を浴びながら少し歩くことで体内時計をリセットしたり、カフェインの摂取時間を調整したりする工夫もあります。音楽やヒーリング音声を取り入れて、感情のクールダウンを図る人も少なくありません。
とはいえ、すべてをひとりで抱えるのは難しいもの。そんなときこそ、同じ夜勤を経験する仲間と話せる場が心強く感じられます。「自分だけじゃない」と思えることが、安心感につながるのです。
「かいご姉妹サロン」では、夜勤明けの過ごし方や悩みを分かち合う場づくりを進めています。自然に思いを伝えられる雰囲気を大切にし、素直な気持ちを共有しやすい環境を目指しています。
夜勤明けのつらさを、これからひとつの“経験知”として共有し、仲間と共に少しずつ前を向いていける支え合いの文化を育んでいきたいと考えています。