介護の現場では、身体的な疲れだけでなく、感情のすり減りも避けられません。利用者様の気持ちに寄り添うことが求められるからこそ、自分の心のバランスをどう保つかが、とても大切になってきます。
日々の中で「今日は少しきついな」と感じたら、それは休息のサインかもしれません。たとえ一時でも、気持ちを緩める時間をつくることは、自分を守るために必要な行動です。深呼吸をして、温かい飲み物を飲んでみる。ほんの少しのことで、心は軽くなります。
また、職場ではなかなか言いづらい感情も、「かいご姉妹サロン」のようなクローズドな場なら、素直に吐き出せるという方もいます。他の方の投稿を見て、「自分もそう思ってた」と共感しただけで、救われた気持ちになることも。
感情の消耗は、誰にでも起こるもの。だからこそ、ひとりで抱え込まずに、言葉にしていくことが大切です。思いを共有できる場を、そばに持っておくことで、介護の仕事を続ける力にもなるのではないでしょうか。