介護職のキャリアアップには、「環境選び」も大きなカギになります。せっかく初任者研修を終えても、その先を目指せる環境でなければ、意欲がしぼんでしまうことも。
たとえば、実務者研修の受講を応援してくれる制度があるか、資格取得後に新しい業務を任せてくれるか。こうした支援体制がある職場では、自然と前向きな気持ちになりやすいものです。
もし今の職場がそうでないと感じたら、まずは周囲の人に話してみることも一つの方法です。同じ施設内でも、意外と制度や支援の存在を知らないだけということもあります。
「かいご姉妹サロン」のように、他の施設で働く方と情報交換できる場もおすすめです。自分の職場では見えなかった支援の形が、他の現場の話から見えてくることもあります。
サポート体制を「活かす力」も、立派なスキルの一つ。環境を味方につけて、一歩ずつ前へ進んでいきましょう。