介護の現場では、利用者さんやご家族からの「ありがとう」の一言が、思いのほか心に響くものです。業務の忙しさや身体的な負担が重なり、精神的に疲れてしまう時期もある中、その一言が支えになると実感される方は少なくありません。
もちろん、すべてが順調に進むわけではありません。思うようにコミュニケーションが取れなかったり、ケアの方針で悩んだりすることもあるでしょう。それでも、「あなたがいてくれてよかった」と言われた経験があるだけで、気持ちが前向きになることがあります。
こうした経験を共有できる場があることも、モチベーション維持には大切です。介護職の仲間同士で気持ちを語り合ったり、共感を得られたりすることで、自分の仕事に意味を見出しやすくなります。
かいご姉妹サロンでは、現場で感じたやりがいや心の葛藤を、安心して投稿できるよう設計されています。誰かの言葉に勇気づけられたときや、感謝の言葉が心に残った出来事などを通して、自分の原点を見つめ直す機会にもつながるでしょう。
介護という仕事に誇りを持ち続けるには、小さな感謝の積み重ねを大切にし、支え合える環境に身を置くことが有効です。言葉にできない気持ちも、誰かに受け止めてもらえるだけで、少し楽になるのかもしれません。