【うまく話せない。でも、ちゃんと伝えたい。】緊張する私にも、伝える力はある

介護の仕事では、日々多くの人と関わり、声をかけたり、説明をしたりする場面が数えきれないほどあります。
それでも、「緊張してうまく話せない」と感じる人は少なくありません。


特に慣れない状況や初対面の相手を前にすると、言葉が詰まってしまったり、頭の中が真っ白になってしまうことがあります。
そうした自分を責めてしまう方もいるかもしれませんが、緊張しながらでも言葉を届けようとする姿勢には、十分に“伝える力”が宿っています。


たとえ完璧な言葉でなくても、相手の目を見て話す、表情を柔らかく保つ、相づちを打つなどの非言語的な要素も、伝える力の一部です。
話し方に自信が持てなくても、「伝えたい」という気持ちがある限り、相手にはその誠実さが届いていることが多いのです。


また、緊張するからこそ、相手の反応をよく見て、丁寧に対応しようとする姿勢が育まれます。
「うまく伝えたい」と思う気持ちがあること自体、立派なコミュニケーションの出発点なのです。


かいご姉妹サロンでは、「伝え方に自信がない」「緊張して話せない」といった気持ちを共有し合える場を目指しています。
不安や戸惑いを口にすることで、同じような経験を持つ誰かとつながり、安心感を得られることもあるかもしれません。


“伝える力”とは、スムーズに話すことだけを指すわけではありません。
言葉に詰まったとしても、その奥にある想いは、ちゃんと届いているのです。