「どう伝えればいいかわからない」「うまく話せる人がうらやましい」
そんなふうに感じたことはありませんか？
介護の現場では、連携のために話す力が求められることが多く、ときにその“苦手意識”が、自分を責める材料になってしまうこともあります。
でも、話すのが苦手なことは、悪いことではありません。
それをどう受け止め、どう工夫していくか——そこにこそ意味があると思うのです。
言葉がスムーズに出てこなくても、丁寧に伝えようとする姿勢は、きっと相手に伝わります。
早口で完璧な説明よりも、ゆっくりでも誠実に話すほうが、心に残ることだってあります。
「伝えたい」という気持ちさえあれば、少しずつでも伝える力は育っていきます。
たとえば、言いにくいことはメモに書いて渡す。
話す前に深呼吸をする。
伝えたあと、「今ので伝わりましたか？」と聞いてみる。
そんな工夫の積み重ねが、いつしか自信につながっていくのです。
かいご姉妹サロンでは、「話すのが得意じゃないけれど、ちゃんと伝えたい」と思っている方の声も大切に受け止める場を目指しています。
同じような思いを持つ誰かと出会えることは、自分を少し優しく見つめ直すきっかけになるかもしれません。
あなたの“伝えたい”は、きっと誰かの心に届いています。焦らず、あなたのペースで大丈夫です。