介護の仕事は、一日があっという間に過ぎていくほど忙しいものです。
そんな中で、「自分の時間なんて取れない」と感じることも少なくありません。
けれど実際には、ほんの5分でも「自分のために使う時間」があるかどうかで、心のゆとりは大きく変わります。
たとえば、休憩の始まりに深呼吸をする。
ホットドリンクをゆっくり飲む。
スマホを閉じて、ただ静かに目を閉じてみる。
そんな小さな行動でも、自分の感情に立ち戻るきっかけになります。
忙しいときほど、「次の仕事」「他の人のこと」ばかりに意識が向いてしまい、自分の状態に気づきにくくなります。
だからこそ、「いま自分はどう感じているか」を確認する時間がとても大切なのです。
もちろん、5分といっても簡単に確保できるわけではありません。
それでも、自分を後回しにし続けることで、心の疲れが知らず知らずのうちに蓄積してしまうことも。
「ちょっとだけ自分をいたわる」その感覚を持つことが、明日の仕事に向かう力になることもあります。
かいご姉妹サロンでは、「自分の心と向き合う時間を大切にすること」を応援する交流の場を目指しています。
忙しさの中で見落としがちなセルフケアの工夫や、気づきの声を気軽に共有できるような仕組みづくりを進めています。
たとえ5分でも、その時間が「自分らしさ」を取り戻すための第一歩になる。
その感覚を大切にしながら、日々を過ごしていけたら素敵ですね。