「仕事」として明確に定義されていないけれど、現場にはたくさんの“名もなき業務”があります。
たとえば、ちょっとした声かけ、落ちている物を拾うこと、利用者さんの目線に合わせて話すこと…。
こうした行動は記録にも残らず、評価もされにくいものかもしれません。
でも、実際に利用者さんの笑顔を引き出すのは、こうした“小さな積み重ね”であることが多いもの。
安心できる空気感や、信頼できる雰囲気は、見えない努力の積み重ねの上に成り立っています。
「ありがとう」と言われることがなくても、職場の誰かがその努力に気づいていてくれる。
そんな土壌があれば、“名もなき業務”も誇りをもって取り組めるのではないでしょうか。
かいご姉妹サロンでは、「言葉にならないけど大事な仕事」や、「あえて誰かに共有したいちょっとした工夫」などを持ち寄り、支え合える場を目指しています。
記録されない仕事にも、意味があると感じられるようなやりとりが、きっと誰かの背中を押してくれます。