【“前は苦手だったのに”気づけば安心できる存在に】「嫌い」じゃなかった。ただ、わかり合えてなかっただけ

介護の現場では、たくさんの人と関わります。
その中には、どうしても「苦手だな」と感じる人がいるかもしれません。
でも、それって本当に「嫌い」なのでしょうか?


実は、「嫌い」だと思っていた相手と、ふとしたことで心の距離が縮まることがあります。
例えば、同じ利用者さんの対応で困っているときに、そっとフォローしてくれたとき。
または、何気ない会話の中で、共通の悩みや考えを知ったとき。


それまで感じていた「合わない」という印象が、すっと消えることがあります。
それは、「合わない」という感情が、ただのすれ違いや理解不足だったと気づく瞬間かもしれません。


“わかり合おうとする姿勢”があるかないかで、人との関係は大きく変わっていきます。
相手も同じように、自分のことを「わかりにくい人」だと感じているかもしれません。


かいご姉妹サロンでは、「最初は苦手だったけど、今は大切な存在です」といった投稿も見かけます。
経験を共有することで、自分の気持ちを整理できたり、次に会話する勇気が湧いてくることもあります。


人と関わる仕事だからこそ、すれ違いも生まれる。
でもその分、わかり合えたときの喜びも、深く心に残るのです。