【介護の現場で感じる“こころ”の風景】“忙しさ”の中に、心を置いてこない介護

介護現場では、時間に追われることが日常です。
次のケア、書類の確認、他職種との連携——どれも欠かせない大切な仕事です。


けれど、その忙しさの中で、ご利用者様の目を見て話す時間、
立ち止まって手を握る一瞬を、私たちは忘れずにいたいものです。


効率だけを追い求めると、いつのまにか“人を支える”という本質が見えなくなってしまいます。
ほんのわずかな時間でも、そこに心が込もっていれば、それは立派なケアです。


忙しいからこそ、一つひとつの関わりに“心を置いてこない”。
それが、介護職としての誇りにつながっていくのだと思います。