【介護の現場で感じる“こころ”の風景】靴のはきかた一つで、生活のリズムが変わることもある

高齢者の生活支援の中で、「靴のはきかた」という一見ささいなことが、実は大切な支援のひとつになります。
靴をしっかり履くことで、転倒リスクが減り、外出や歩行にも安心感が生まれます。


とくに、室内外の切り替えがある施設では、「すぐに脱ぎ履きできる靴」と「しっかり固定できる靴」を使い分ける工夫も見られます。
こうした小さな工夫が、日々の動きや意欲に繋がることもあるのです。


靴を履くという動作を、ただの準備とせず「一日のスタートのスイッチ」にしてみると、生活全体のリズムに良い影響を与えるかもしれません。