【介護の現場で感じる“こころ”の風景】「昔話が止まらない日もある」──思い出の中で過ごすひととき

ある日突然、懐かしい記憶があふれてくることがあります。

そんなとき、高齢者の方は、何度でも同じ話を繰り返すこともあります。


それは、過去を思い出しているのではなく、

今この瞬間、心がその思い出の中にいるということ。


「またこの話か」と思わず、

その世界を一緒に旅するつもりで、うなずきながら耳を傾けてみてください。


その人の人生が、どれだけ豊かだったかを

私たちが知ることのできる、大切な時間かもしれません。